日本人には少ない睡眠時間でも十分という人も多いかもしれませんが、不眠症は非常に深刻な問題です。不眠症になると身体を十分に休ませることができなくなり、集中力に欠けたり、だるさや、倦怠感、生活リズムの乱れからさまざまな症状が出てきます。

快眠の為の工夫について

快眠しやすい環境を作る事で、眠りに入るのが早く心地よい睡眠をしやすくなります。
寝室の状態やベッドのマットレス、枕や照明等と工夫できるポイントは多くあります。
全ての工夫を実践していくのは難しいかもしれませんが、少しでも快眠しやすい環境にしていく事が大切です。

例えば、寝室が清潔に保たれている事を確認しましょう。
掃除は毎日もしくは定期的に行い、ホコリが溜まっていない状態を保つのが有効です。寝室が清潔だと空気も綺麗に保たれるので呼吸が楽になり、眠りに入りやすくなります。

マットレスは好みによりますが、蒸し暑くなりにくいものを選ぶと良いでしょう。
柔らかく体を支えやすいものという機能性と同じくらい、湿度の問題は重要です。蒸し暑くなると眠りに入りにくいので、透湿性が高い素材で作られた物がおすすめです。
肌が汗ばむ感覚やべたつきの感覚が少ない状態になると、快眠しやすい環境になります。

枕もマットレスと同様に、好みにより適した物は変わります。選ぶポイントは、使い続ける事を意識する事です。
清潔な状態が保ちやすい物や型崩れしにくい物等、快適な枕として安定して使い続けられる商品を選びましょう。

照明はディフューザーを使った柔らかく明るすぎない物にすれば、眠りに入りやすい環境を作れます。
眠る前に強い光を浴びていると目が覚めやすくなるので、やや暗い状態で明度を調節しましょう。
光の色が調節できる物なら、白色よりブラウンに近い色の方がリラックスしやすくなります。

この他、寝室にヒーリングミュージックやアロマを利用するのも有効です。
寝る前にパソコンを使う方なら、ヒーリングミュージックを流しながら利用すると自然と眠気が出てくるでしょう。
アロマはリラックスできる香りを選び、あまり刺激の強い物は避けるべきです。

寝る前のちょっとした準備も、眠りやすくなる良い方法になります。
例えば、ストレッチや自律訓練法は誰でもできて効果的なテクニックです。ストレッチはあまり強くやりすぎず、心地良さを感じる程度にしましょう。
終わった後に心身がすっきりした状態になれば、眠りに入りやすくなります。
自律訓練法はベッドで横になったまま深いリラックスが得られる方法で、そのまま眠ってしまっても構わないので利用しやすいでしょう。

ぐっすり眠れる寝室の条件とは?

快眠できる寝室には、いくつか条件があります。まず、リラックスできる環境が維持されている事です。
寝室の清潔感や穏やかな雰囲気のあるインテリア等、ちょっとした違いが意外に重要です。
人間にとってくつろげるスペースを作るには、刺激の強いものが目に入らないようにする事が大切になります。

次に、光を調整できる事です。
例えば、街灯等の光が寝室に入り込みにくいように工夫すると良いでしょう。
十分な遮光能力のあるカーテンやブラインド等があれば、寝室に強い光が入り込まないようにできます。
屋内の照明もまぶしくならないように、光の硬さや強さを調整できるものが有用です。

この他にも、高い湿度や極端な乾燥を感じない事も大切な要素になります。
温度が適切でも、湿度が高いと息苦しさを感じて眠りにくい寝室になってしまうでしょう。
湿度調整器を利用できるなら、息苦しさを感じない程度に湿度を下げる事で、快適な睡眠環境を作りやすくなります。
また、エアコンやストーブ等で部屋の湿度が下がると、喉が乾燥してせきが出やすくなります。加湿器を使う事で、喉が潤い快適な睡眠環境が得られるでしょう。

忘れがちな条件として、眠れない時にすぐ対処できる物が置いてある事があります。
読書が趣味の方は本を置いておけば、眠れないと思った時にすぐ手に取ってリラックスできるでしょう。
音楽が趣味の方ならオーディオや携帯プレイヤー等の再生機器があると気分転換できるので、快眠しやすくなります。

どうすればぐっすり眠れる寝室になるかは、ある程度個人差があります。しかし、多くの方にとって共通する条件があるものです。
良い寝室の条件を参考にして家の寝室の状態と比較し、足りない条件を好みに応じて追加してみると良いでしょう。