日本人には少ない睡眠時間でも十分という人も多いかもしれませんが、不眠症は非常に深刻な問題です。不眠症になると身体を十分に休ませることができなくなり、集中力に欠けたり、だるさや、倦怠感、生活リズムの乱れからさまざまな症状が出てきます。

ちょっとした不眠を改善するおすすめの方法

特に病気でなくとも、ちょっとした不安やストレス、生活の乱れなどで不眠になることはよくあります。
最近多い不眠は、寝る前にベッドの中でスマホを見ることで起きる不眠です。
スマホのブルーライトと言われる強い光が目から入ることで、身体は朝と勘違いします。
寝る直前には、身体が入眠できるようメラトニンが多くなってきます。
このメラトニンによって寝ることができるのですが、スマホなどから目にブルーライトと言われる強い光が入ると、体内のメラトニンが減少します。
つまり身体が朝と勘違いをするからです。そうすることで、なかなか寝付けないということが起きます。
ですから、寝る前はブルーライトを発するスマホやテレビ・パソコンの画面など、強い光を見ないようにすることが大切です。

出来ることなら、寝る時は間接照明などの柔らかい光の方が入眠しやすくなります。
寝る直前ではなく、寝る1時間~2時間前から間接照明にして、ある程度暗くしたほうが不眠には効果的です。
さらに改善方法として、アロマなどにより気分をリラックスさせることで寝やすい環境を作ることも大切です。
寝付きを良くし快眠の為のアロマには、ラベンダーやオレンジスイートが良いでしょう。

寝る時にはある程度の体温低下によって寝付きますが、うまく体温が下がらないと不眠になることがあります。
その場合の改善方法は、寝る少し前に入浴をすることです。入浴によって、体温が上がり寝るころに下がることで寝やすくします。
寝つきが悪い時には、上にあげたものをすべて試す必要はありませんが、自分なりの就寝時の儀式のような習慣を取り入れるといいでしょう。
就寝前に毎回違ったことをするより、寝る前には必ずアロマを焚くといったことを習慣づけることで、入眠効果もいっそう高まってきます。
また、ベッドの中に入ったら「絶対に寝る」といった強い意識をすると、余計眠れなくなってしまいます。
ただ寝れないからとスマホを見るのは、余計に寝れなくなりますから、注意が必要です。

寝酒が浅い眠りになる理由とは?

よく、寝つきが悪い時には寝酒をとる方がいますが、睡眠には悪影響を与えます。
ナイトキャップと言われる、寝る前の飲酒は寝つきを良くしても、睡眠の質を悪くします。
アルコールにより、本来の深い眠りにつくことができず、浅い眠りになってしまいます。

通常寝ている時に、約90分周期で睡眠が深くなったり浅くなったりして、脳を休ませたり、身体を休ませたりしています。
しかし、寝る前にアルコールをとることで、この周期に沿った深い眠りが浅くなってしまい、結果として朝起きた時に寝た気がしないなどといった状態になります。
寝つきにアルコールを利用しようとする場合、結構な量を飲まないと眠れません。すると、徐々に量が増えていき、最終的にはアルコール依存症のような状態になる可能性がありますので、注意が必要です。
また、寝る前にアルコールを摂取すると、利尿作用により夜中に目が覚めることがあります。そうすることで本来の必要な睡眠がとれずに、悪影響を与えます。

さらに、寝る前のアルコールは、寝ている最中も肝臓に負担を与えることになります。
アルコールを分解するには、肝臓で分解します。寝ている最中に肝臓がフル回転ですと、本来身体の疲れをとるはずの睡眠で、逆に疲れをためてしまいます。
しかも、アルコールの分解には大量の水分を必要とするため、寝酒によって夜中に脱水症状になる可能性もあります。
お酒を飲んだ翌朝、異常に喉が渇き水を飲みたくなるのはこのためです。
お酒を飲む場合には、就寝2時間から3時間までにしておくことが重要です。
就寝時間の3時間前だからと言って沢山飲むと、睡眠に悪影響があります。
就寝2時間~3時間前の状態で酔ってないことが重要です。